食の安全
安心して食べれるようにいろんな法律があります お米の安全
お米の法律や規制について書いています ★★★★
★食糧法
しょくりょうほう
「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律等の一部を改正する法律(新食糧法)」のことを指しています。誰でも自由に米を販売したり流通させることが出来るようにする法律です。
この法律により、お米を国が買い上げるのではなく、農家や流通業者(りゅうつうぎょうしゃ)の人たちがもっと自由にお米を売っていくことができるようになりました。
★JAS法
ジャスほう
「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」のことを指しています。
この法律は、「JAS規格(日本農林規格)」と「食品表示(品質表示基準)」を定めており、この食品表示により、食品を買うときに役立つ情報が記載されます。
★食品衛生法
しょくひんえいせいほう
この法律は、食品の安全性の確保のために公衆衛生の見地から必要な規制その他の措置をすることで、、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もつて国民の健康の保護をしています。
★農薬取締法
のうやくとりしまりほう
この法律により、農薬の販売と使用を規制しています。
これらにより、安全に農薬を使用できるようにし、農業生産の安定と国民の健康の保護、生活環境の保全ができるようになっています。

★農政局(地方農政局・地方農政事務所)
のうせいきょく
JAS表示が正しく行われているかを監視しています。

全国の百貨店、スーパー、食料品専門店等の生鮮食品小売店舗及び仲卸業者、卸売業者等の生鮮食品中間流通事業所において、名称、原産地等の品質表示が適正に行われているかを恒常的に調査しています。
また、消費者の関心の高い食品を選定し、(独)農林水産消費安全技術センター等による科学的分析を活用して、小売店舗の仕入れ先である製造業者等にまで追跡調査することにより、その原産地表示等が真正であるか否かを確認する特別調査を随時実施することとしています。
★普及指導員・病害虫防除員
ふきゅうしどういん
農薬の使用を指導します。また、農薬の製造者、輸入者、販売者、使用者について検査することができます。
★農産物検査(米穀検査)
のうさんぶつけんさ
農産物検査法により行う、品位や成分の検査です。この検査により「証明米(産地・年産・品種が証明された米)」をJAS表示できる根拠になります。
検査にあたっては、農産物検査員が目視で判定し登録検査機関がそれを証明しています。、
★植物防疫検査
しょうくぶつぼうえきけんさ
輸入される植物の検査の他、輸入される穀物についても検査します。また、地方農政事務所からの依頼により植物検査の際に数量確認業務を併せて行っています。
★お米の輸入
農林水産省が輸入するお米は、厚生労働省と連携し輸出国の船積み前と船積み後に検査機関によって、残留農薬等の検査が行われ、日本の空港や港で植物検疫検査をした後、厚生労働省の食品衛生監視員が必要に応じて試験を実施しながら食品衛生法に準じているかを審査し監視・指導を行っています。
★農薬について
日本の農薬に関する主な法律は、農薬取締法と食品衛生法で、農薬取締法により安全使用基準等(農林水産省)が定められ、食品衛生法(厚生省)により残量基準が設定されているが、残留基準の設定されていないものについては、登録保留基準(農薬取締法、環境省)が適用されるようになっています。

国内においては残留農薬は、食品成分の1種とみなされ、基準値(MRL)は、食品成分規格になります。
国内で使用されていない農薬については、安全のため基準値(MRL)に加えていく必要があるので順次設定されています。

また農薬に関してではありませんが、農用地土壌汚染防止法は、農用地の土壌に含まれる特定有害物質により、「人の健康をそこなうおそれがある農畜産物が生産され、又は農作物等の生育が阻害されることを防止」することを目的として制定されたものがあります。現在特定有害物質としてカドミウム、銅及び砒素が規定されています。

★お米の流通
お米は、市場に出回ってからも多くの監視や調査がされています。
地方農政局、地方農政事務所により卸、小売の段階で品質表示についての調査が恒常的に行われています。
また、登録検査機関も、格付や格付の表示の業務が適正に行われているかどうかについて、定期的に認定機関による調査が行われます。
農林水産消費安全技術センターにより、JAS格付等の業務が的確に行われていることを確認するため、登録認定機関の業務の実施状況の調査が行われるほか、JASマーク製品の買い上げ、分析等が実施されます。
食品表示に関する情報を受付ける「食品表示110番」があり、日常の買い物等を通じて食品表示の継続的なモニタリング等を行う「食品表示ウォッチャー」が設置されています。

食の安全のために
いろんな制度や法律
があります
★食糧法
しょくりょうほう
★JAS法
ジャスほう
★食品衛生法
しょくひんえいせいほう
★農薬取締法
のうやくとりしまりほう
★農政局
のうせいきょく
★普及指導員
ふきゅうしどういん

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お米の検査
★農産物検査
のうさんぶつけんさ
★植物防疫検査
しょうくぶつぼうえきけんさ
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食の安全のために
いろんな人が調べます
★お米の輸入
★農薬について
★お米の流通
●資料について
「お米のあんぜん」ページは、インターネット配信の以下のサイトを参考にいたしました。
農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課 農薬対策室http://www.maff.go.jp/nouyaku/
厚生労働省医薬食品局食品安全部 http://www.mhlw.go.jp/
農林水産省 消費・安全局 表示・規格課 http://www.maff.go.jp/syohi.html
農林水産省JAS法に基づく食品の表示 http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/jas_kikaku.html
社団法人日本農林規格協会(JAS協会)http://www.jasnet.or.jp/
ここから下は、にしら米穀店のお店へのリンクです。
このサイトはにしら米穀店が管理しています。
www.niisra.com/
玄米販売
nipponzenkoku.com